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2023.02.14 矢野
お勉強中
営業部の矢野です。
松山市恵原町にある木材加工場の見学をしました。
まず、木の良い香りがするのと、学校の体育館のような広さに圧倒されます。
このような大きな建物の構造全てが木材で建てられるというのが驚きです。
木造住宅を建てる時に使用する木材は、主に「無垢材」と「集成材」の2種類に分けることができます。
「無垢材」は1本の木から作られています。
「集成材」は切り出した木材のピースを接着剤で接合し、必要な形に変えて使うものです。
無垢材も、「天然乾燥」と「人工乾燥」に分けられ、特性が大きく変わってきます。
そして樹種も、「ヒノキ」や「マツ」、「スギ」…と様々。
いずれもメリットもあればデメリットもあります。
適材適所に使用することで本当に良いお家が建てられるんですね。
この「適材適所」という言葉
「能力や特性を見極め、その人にふさわしい地位や仕事につけること」
をよく表しますが、
じつはこの「適材」は木材のことで、元々は建築から来てたんですね。
こちらが天然乾燥させている無垢材になります。
木材は屋外倉庫に保管し、1年以上、天日や風の力で自然乾燥させます。
自然乾燥の生きた木材は油分を蓄えているため木の粘りを保ち、強度を落としません。
虫も付きにくく長持ちで、見た目も美しいです。
水分を吸ったり吐いたりするので調湿効果があり、快適に過ごすことができます。
その反面、木が膨張、収縮するということなので、反ったり、並べたときに空いたりもします。
建築材料のうち「土台」、「柱」、「梁」、「桁」のすべてに天然乾燥木材を使用する「天然乾燥のJAS認定工場」は日本で恵原工場唯一つです。
新日本建設ではこの製材、加工、家具のための工場を自社で所有しているため、
安定した高いレベルの木材を提供することができます。
この「天然乾燥の無垢材(ホンモノの木)」を安定して使うことができるのは新日本建設にしかできないことです。
先に書いたように天然乾燥の無垢材にもメリット、デメリットあります。
全てお話しします。
恵原工場は気軽に見学もできます。お待ちしております。
新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
今回の記事に関する質問も受け付けておりますので、ご相談されたい方は下記からお問合せください。