スタッフブログ
2020.06.24 村上
コミュニティZEH
設計部の村上です。
先日、経済産業省による「コミュニティZEHによるレジリエンス強化事業」の交付決定通知書が届きました。
これは昨冬くらいから専務の大年と進めていたもので、弊社の北斎院町の分譲地にて、ゼロエネルギー住宅をベースに災害時にも強いまちづくりを目指したプロジェクトになります。
当初は避難所の設置やEVカーの利用なども考えておりましたが、補助金があるとはいえ、お施主様の負担が大きくなりすぎるため、取り組みやすい提案とさせていただきました。
概要は以下の通りです。
・太陽光発電システム
・外皮性能の更なる強化(断熱材や窓の強化)
・高効率エアコン等の省エネ設備
・HEMS(ホーム・エネルギー・マネージメントシステム ~見える化設備~)
・電気自動車用コンセント
・停電時に地域住民に開放できる屋外コンセント
特に最後の屋外コンセントにつきましてはこの事業の特有のものですね。これは太陽光発電システムと連携できるようになっており、災害時(停電時)に地域住民が自由に携帯電話など充電できるようになっています。そのため道路に面した位置に設置されます。
今回の事業は全国で15の事業が採択されました。
https://sii.or.jp/com_zeh01r/decision.html
(↑見えにく場合はこちらからどうぞ)
ほとんどセキスイハイムさんですね。注文住宅の場合はお施主様の名前での申請となっているため弊社の事業者名は「個人3名」になっています。こういった補助事業は基本年度内に終了させるため、建物の完成は年内になってきます。いつも思うのですが複数年度扱いにしてくれれば、大手建売メーカーだけでなく、工期のかかるこだわりのもった地域工務店などももっと参加できるのではないでしょうか。
以上設計部の村上でした。
新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
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