スタッフブログ
2023.09.29 矢野
和室っていいな
こんにちは、営業部の矢野です。
前回に続いて本社の打ち合わせスペースについて書いていきます。
和室の天井は板張りになっています。
天井を板張りにするときの樹種は杉が使われるのがほとんどです。
杉は木の中でも細胞同士の隙間が他の樹種に比べて大きく、柔らかいため
軽さや調湿効果があり、天井に使う材としては最適ということです。
張り方に注目してみると板と板がきっちり詰まってなく、目地部分に少し隙間が空いているのが分かります。
これは「目透かし」という仕上げ方で、なぜそれをするかというと
・湿度によって膨張した木同士が押し合って割れるのを防ぐため
・微妙な厚みの違いが目立たなくなり、美しくすっきりとした印象に仕上がるため
といった理由があります。
それから、こちらの和室は柱が見えている仕上げで、このようなつくりを真壁と呼びます。
和室以外でも真壁の仕上げにすれば、家全体が和の雰囲気になります。
それに対して柱を壁で隠す仕上げは大壁と呼ばれ、モダンな雰囲気になります。
また、こちらの障子は紙ですが、素材選びの際には和紙風のプラスチックのものを選ぶこともできます。
プラスチックだと汚れた時にふき取ることが出来ますし、小さなお子様が居たり、ペットを飼っているご家庭で選ばれることが多いです。
最近ではご自宅にお客様を招くことが昔と比べて少なくなってきているご家庭も多く、そもそも和室を間取りに入れるかどうか
という話にもなります。
とはいってもやはり和室は落ち着きますし、お腹一杯ご飯を食べた後には和室でゴロンと寝転がりたいな~と個人的には思います。
リビングの一角に和室を設けて繋げることで、リビングと一体的で開放的な空間としても使うことが出来る施工例も多いですし、
小さなお子様がおもちゃを広げて遊ぶのにもいいですね♪
余談ですが私は正座をしているとすぐに足が痺れてしまうので、このスペースで打ち合わせをする時には
最初は正座から入るのですが、開始10分も経たないうちに限界を向かえてしまい足を崩させていただいてます。。
まだまだ修業が足りませんね。。
新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
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