設計部の村上です。

新日本建設では、全棟外皮計算（断熱性能の計算）や一次エネルギー消費量計算を各設計担当者が行っております。その一次エネルギー消費量を計算する際、地域区分を設定します。この地域区分は全国を１地域から８地域に分けられており、寒い北海道などは１地域や２地域が多く、暑い沖縄などは８地域になります。この地域区分が去年の１１月に見直され、区分の変わった市町があります。

愛媛県では松山市や松前町、新居浜市、宇和島市が６地域から７地域になり、久万高原町は逆に５地域から４地域に変わりました。

これが実際のお家にどのように影響するかですが、いちばんはゼロエネルギー住宅にするための太陽光の容量に差が出てきます。例えば６地域のあるお家が4.2ｋｗの太陽光容量でゼロエネルギー住宅の要件を満たしているとすると、７地域では3.5ｋｗで要件を満たし、逆に５地域では4.7ｋｗくらい必要になってきます。

松山市や新居浜市が７地域になったのは少しおどろきでした。沖縄の８地域以外ではいちばん暖かい（暑い）地域になりますね。

新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
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