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2020.02.11 村上

太陽光発電システム

設計部の村上です。

最近太陽光発電システムを設置したいと言われる方が減ってきているように思います。
下の写真は先日の愛媛新聞の記事です。

一時期は売電価格が高く投資という意味合いで事業用が多く設置されておりました。住宅に関しては自家消費で余った余剰電力を当初42円/kwで買い取ってくれていましたが、当時は太陽光発電の設置価格が今よりかなり高いという状況でした。来年度は21円/kwということで制度開始時より半額にはなっていますが、システム自体の金額もかなり下がってきており、まだまだ設置費用を回収できるほどです。なにより国は低炭素化社会に向けて、ゼロエネルギー住宅の普及に力を入れており、それには太陽光発電は必須です。

ひとつ注意しておくことは10年目以降のことです。太陽光を設置した段階で決まっている買い取り価格の期間は10年と決まっています。10年目以降は一気に買い取ってくれる金額が下がってしまいます。ちなみにこの固定買い取り制度が始まってちょうど去年で10年になりましたが、その方たちは今後8円、9円/kw等(電力会社によって変わります)で売ることになります。

ではどうすればよいかですが、記事にもあるとおり自家消費の割合を増やしていくことになります。売電は年々下がってきていますが、実は買電は年々上がってきております。高い電気を買うより、できるだけ自分のお家で作った電気を自分のお家で使うことがいちばんお得ということになります。

普段給湯器は夜間電力を使って沸かしていると思いますが、翌日天気がよいのであれば、昼間沸かすとお得ですね。HEMS(見える化システム)などと連携させると天気予報から自動的に判断してくれるシステムもあります。便利ですね。10年目に蓄電池を設置するのもひとつだと思います。10年目を見据えた家づくりをするのは大事になってきます。お気軽にご相談ください。

新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
今回の記事に関する質問も受け付けておりますので、ご相談されたい方は下記からお問合せください。

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村上 (設計部)

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