スタッフブログ
2022.01.25 二宮
失敗例ご紹介(木製建具)
こんにちは、設計担当二宮です。
今回は失敗例をひとつご紹介します。
こちらは現在公開中の西条市喜多川モデルハウス「HYGGE」1階トイレの引戸です。
完成時の写真です。
内部の戸板をヘリンボーンのように斜めに貼ってもらいました。
(ちなみに反対側トイレ内部は通常通り縦に貼っています。)
冬の今の時期が一番木材は乾燥し、収縮します。
そこに先日雨が降って急に湿度が上がった事も影響しているのでしょうか・・・
(モデルハウスですので、通常の生活で発生する湿気も無く特に乾燥している環境でもあります。)
戸板が大きく反って下の框部分も割れてしまいました。
建具を作り直して入れ替える予定です。
モデルハウスということで実験的に普段とは異なるデザインにしています。
これもひとつの経験として今後のデザインや造り方に活かしていきます。
このデザインに限らず、無垢の木材で造られたものですので多少のメンテナンスは必要になります。
何か不具合が出た場合はメンテナンスにお伺いしますのでお知らせください。
(ここまで大きな不具合は通常はなかなかありませんのでご安心ください。)
こうして少しずつメンテナンスを行いながら愛着を持って住んでいただくのもまた、自然素材で造られたお家の醍醐味でもありますのでぜひ一緒に暮らしを楽しんでいただけると幸いです。
新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
今回の記事に関する質問も受け付けておりますので、ご相談されたい方は下記からお問合せください。