スタッフブログ
2020.11.21 土居
打放しコンクリート
来月末に建物着工する現場の写真です。
境界塀を打放しコンクリートに。
打放しコンクリートとは、
現場で打設したコンクリートの型枠をばらしたそのままの状態を仕上げとした手法。
好きな方も多いのでは。
ただ、仕上げをしないので、打設時の施工の技量が仕上げを左右するため管理の難しく、
その上、数年経つと雨水の浸透による劣化や藻が付くなどといった汚れがつくのですが、
今回は仕上げも上手くできた上に、撥水剤を加工してそれらを防ぐように工夫しています。
中予地区で基礎工事をしてもらってる西川建基さんの作品です!!!
こちらも打放しコンクリートの写真です。
県立美術館南館/階段の壁です。模様が異なります。
当時(1970年/50年前!)の型枠は杉板を利用していたので、杉板の木目がそのまま残っています。
力強さというよりも、木の素朴さを感じる不思議な魅力のある仕上げです。
この美術館南館の玄関ホールには、
・竣工当時の杉板型枠打放しコンクリートの円柱-昭和
・昇降機取付改修時のコンクリート打放しの壁-平成
時代の異なる打放しコンクリートを同時に見る事ができます。
南館に行かれた際にはぜひ見比べてみて楽しんでください。
新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
今回の記事に関する質問も受け付けておりますので、ご相談されたい方は下記からお問合せください。