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2024.12.20 二宮

新モデルハウス【螢-Hotaru-】 エピソード11「棟上げに一日密着!!」

エピソード10はこちら→「土台工事・棟上げ前の準備

 

2024年12月初旬、いよいよ棟上げの日がやってまいりました!

 

今回担当していただくのは大ベテラン大工のK棟梁です。
「棟上げ」は、あらかじめ加工された柱や梁を現場で組み立てていく作業です。
この日は11名の大工さん集団が阿吽の呼吸でテキパキと作業し、あっという間に形が出来上がっていきます。

何度も棟上げの様子を見させていただいていますが、毎回圧巻のチームプレーに惚れ惚れします。

 

まずは柱をどんどん立てていきます。
今回は断熱材の厚みを通常より厚く確保するため、外周部の柱を150㎜角にしています。
特に大きなサイズで、迫力があります。
通常は105㎜角や120㎜角を使います。
内部の間仕切り壁の柱は今回も105㎜角です。
どちらのサイズも愛媛県産材の「杉」を使っています。

 

柱が立ち上がると、梁を掛けていきます。

大きな木槌のような「かけや」という道具を使って打ち込んできます。

 

今回は平屋なので、梁が掛け終わったら屋根の小屋組みを組み立てていきます。


「小屋束」「母屋」「隅木」「谷木」「棟木」など様々な名称の部材があります。
「羽子板ボルト」や「かすがい」といった金物をそれぞれに留め付けていきます。

 

柱が垂直になっているか、梁が水平になっているかを「下げ振り」や「水平器」といった機器を使って確認し、突っ張り棒のような「屋起こし」を使ってしっかり合わせていきます。

 

屋根の下地となる「垂木」を並べて「野地板(合板)」を張っていきます。

 


耐力壁となる「構造用合板」も張っていきます。
(今回は断熱材の種類を新日本建設の標準仕様から変えているため、パネル状の耐力壁を採用しています。)

 

その日のうちに屋根の防水シートまで張って、棟上げの一日は完了です。

 

「棟上げ」は早朝から夕方まで一日かけて行うお家づくりの一大イベントです。
ダイナミックな動きを見られたい方は午前中が特にオススメです。
夕方まで時間を無駄にすることなく、出来るところまで手を抜かずに作業する大工さんチーム。
一緒に休憩したり、お昼ご飯も食べながら、わいわいワクワク楽しい一日でした!

 

最後に、定点観測カメラでの一日の様子を一気にどうぞ。

 

次回エピソード12は「解説・構造編」です。

 

今週の現場はこちら。

外部の見た目はあまり変わっていませんが、軒天ボードを張り、屋根工事も完了しました。

 

内部は仕上げの床材を張り進めつつ・・・断熱材の施工を行っています。

 

モデルハウス建築中の見学イベントは年明けにも予定しております。
個別にご覧になりたい方もご案内可能ですのでお気軽にお問合せください。

進捗状況の確認、お問合せ等はこちらからどうぞ!

また、基礎構造見学会レポートも掲載しておりますので、よろしければこちらもご覧ください。

「12月1日基礎構造見学会レポート」

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二宮 (設計部)

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