エピソード2はこちら→「基本コンセプトを考える」

2024年6月初旬、土地が決定し、基本コンセプトがなんとなく固まったところで、次は詳細なコンセプトを決定するために若手チームを中心に何度か打合せを重ねます。
昨今のトレンドや、「自分だったらこんな家に住みたい！」といったイメージを各自が持ち寄り、すり合わせをし、このモデルハウスのストーリーを組み立てていきました。

コロナ禍を経て、住まい方や家に対する希望も確実に変化しています。

物価高騰や円安が続いているため、前より気軽に旅行へ行けない。
コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスも重視したい。
建築のための価格も高騰しているが、一生に一度の高価な買い物はやはり妥協したくない。
皆さん様々な想いを込めて家づくりをされるかと思います。

様々に想定される「想い」を話し合って決定したストーリー（コンセプト）は・・・

●ホテルライクな暮らし
家の中でちょっとした特別感を味わう。
一棟貸し旅館のような高級感、上質な空間。
「ケ（日常）」も「ハレ（特別）」な日に。
日々の暮らしを大切にする。

●今までの新日本建設モデルハウスとは少し違う雰囲気
「ナチュラルで落ち着く」→「おしゃれでかっこよく」

●時短、タイムパフォーマンス
家事動線の充実。
スッキリとした生活を目指し、生活感が出る部分との区画分け。
管理がしやすいコンパクトな規模。

といった内容になりました。

そしてもちろん、予算、工期（着工～完成～販売まで全てのスケジュール）についても検討します。

モデルハウスなので、普段はなかなかできない事も実験的に取り入れていきたいとも考えます。
仕様のグレードアップも検討します。

土地区画検討時のラフプランの内容で大まかにはOKが出たのですが、予算を考慮してボリュームをもう少し小さくすることに。

そして再度ブラッシュアップして、基本プランも決定しました。

この話し合いを進めていく中で、「灯り」というキーワードがたくさんでてきました。
「特別感」「灯り」と言えば・・・・「蛍」がぴったり！

というわけで、今回の【螢-Hotaru-】というタイトル案になりました。

透き通った水・空気の中で生きる蛍。
「特別」だけどなぜか「安心」できる。
ほのかに揺らいだりして、儚いけれど不思議と感じるわくわく感。
そんなモデルハウスをお届けできればと思っています。

さあこれから詳細図面（実施図面）の作成です！
の前に・・・社内の了承を得る必要があります。。。

というわけで、次回エピソード4は「ここぞと言う時の社内プレゼン！」です。
お楽しみに。

今日・明日と、またまた東温市で完成見学会を開催中です！

明日のご予約枠にもまだ少し余裕があります。
当日のご予約も受け付けております。
ぜひ、ご来場ください。

新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
今回の記事に関する質問も受け付けておりますので、ご相談されたい方は下記からお問合せください。