スタッフブログ
2021.10.04 村上
新工場の地盤調査
設計部の村上です。
以前少しお話しいたしました、弊社の新しい木材加工工場の計画が進んでおります。
先日は地盤調査を実施いたしました。
住宅を新築するときは通常、「表面波探査法」と言われる方法で調査を行っていますが、今回は規模も大きいので違う方式で行いました。
ひとつは住宅でもよく使われます「スクリューウェイトサウンディング試験(SWS)」です。よく「スウェーデン式」と呼ばれておりました。
比較的小さいので、今回のように既存建物があっても機械を運んで調査できます。
もちろん自走式のものもあります。こちらが一般的ですね。
もうひとつは「オートマチックラムサウンディング試験」というものです。
今回自分も初めて見ました。
さきのSWS試験は上から荷重を徐々にかけたり、回転させたりすることで地盤の固さを調査するのですが、このオートマチックラムサウンディング試験は63.5kgのハンマーを500mmの高さから連続的に落下・打撃貫入させることで地盤の固さを調査します。
最後に「スクリュードライバーサウンディング(SDS)」試験を1ヶ所行いました。
機械はSWS試験と同じですね。
これは土質を調べ、液状化の判定に使用します。
以上、工場の地盤調査についてでした。
また新工場の進捗を随時ご紹介いたします。
新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
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