スタッフブログ
2024.09.27 土岐
構造補強を考える
リフォーム担当の土岐です。
2階増築した現場は構造補強中です。
個人的には目に見えなくなるところで
いかにしっかり工事できるかが、リフォームする上で
大切だと思っています。
やはり人命を守る器ですからないがしろには出来ません。
今回、間取りの都合で柱を撤去しますので
梁補強するところが何か所あります。
既存梁下に梁を新設して添えただけでは、梁が一体化されていないので
さらに
ボルトでつないで、両面から合板で接着剤でサンドイッチして、
さらにN釘という太い釘で100mm間隔で固定していきます。
これで梁が一体化されます。
新設梁も後施工の梁受け金物というものがありますので、出来るだけ金物で固定します。
多くは既存の柱や梁を欠き込みして梁補強するのですが、
やはり既設柱や梁はできるだけ、欠きたくないので、
金物を使用しています。
ただ、既存の構造上、金物固定できないケースもあるので
絶対ではありません。
既設の構造体にも火打ち金物や羽子板ボルトでしっかり補強していきます。
もちろん、筋交いや柱もしっかり金物固定していきます。
リフォームする上で、見た目の美しさも大切ですが、
見えなくなってしまうところにいかにこだわれるかが
大切です。
新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
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