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2023.06.18 矢野
湯布珪藻土でさらっと快適に
こんにちは、営業部の矢野です。
湿気の多い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
人が快適だと感じる湿度は40~70%だと言われています。
珪藻土には細孔が多数あるため、湿気をよく吸ってくれる
というのはご存じの方も多いと思いますが、
珪藻土をうまく活用することで湿度をコントロールし快適に過ごすことが出来ます。
ただ、珪藻土であればなんでも良いというわけではなく、
珪藻土の細孔が小さすぎても、大きすぎてもうまく湿気をコントロールできません。
(珪藻土の産地によって穴の大きさは様々)
また、珪藻土を固めるために「つなぎ」が必要ですが、
その材料も大事です。
(接着剤を使っていると穴をふさいでしまい、調湿効果がなくなってしまいます)
湿気を50%前後になるように合わせたのが湯布珪藻土です。
内容成分は
・北海道産珪藻土50%
・大分産珪藻土30%
・白土(火山灰)20%(粘り気を出すため)
つなぎとして
・でんぷんのり
・セルロースファイバー(新聞紙)
を使っています。
新日本建設では部屋の壁や天井にクロスや板張りの他、
湯布珪藻土を選んでいただくこともできます。
西条にあるモデルハウスには湯布珪藻土を使っていますが、
雨の日に行った時もさらっと快適に感じます!
↓↓
ただし、100%自然素材のみで固めているので、服が擦れたときに白く粉が付いたり、
硬いものが当たった時に削れたりすることもあります。
(お引き渡しの時にお渡しする補修用キットで簡単に直すことはできます)
価格はビニールクロスよりも高いです。
100点満点の素材はないと思っていますが、特徴を知って、うまく活用すれば
より良いお家づくりが出来ると思います。
どこに何をどれだけ使おうか、迷われている方は気軽にご相談ください。
新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
今回の記事に関する質問も受け付けておりますので、ご相談されたい方は下記からお問合せください。