スタッフブログ
2023.09.26 仙波
無垢にぴったりの掃除道具「棕櫚箒」
こんにちは!営業の仙波です。
週末は移動が多く、ブログが書けませんでした、、、
3日ぶりの更新です。
今日は、モデルハウスの掃除をする際に使う
掃除道具についてご紹介します。
こちらのほうきです。
正式な名前は、棕櫚帚(しゅろほうき)と言います。
何度か見たこと使ったことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
私のイメージは、「学校の掃除の時間に先生が使うほうき」です。
ちょっといいほうきというイメージですよね。
そもそも「棕櫚箒」とは、棕櫚の木の幹の皮を穂先の素材に使った箒です。
この棕櫚皮の繊維は、天然繊維の中でも優れており、細く弾力があってしなやかで、
耐久性も高く自然素材でありながら丈夫で長持ちします。
種類もいくつかあり、
修理しながら長く使う「本鬼毛箒(ほんおにけほうき)」「鬼毛箒(おにけほうき)」、
原則修理しないで使い切る「皮箒(かわほうき)」があります。
いずれも原料は棕櫚の木の皮ですが、繊維の太さや質、使用する部位、製法によって
違いがあります。
皮→鬼毛→本鬼毛 の順で耐久性や履き心地も良く、
特に本鬼毛は「一生に3本あれば足りる」と言われているそうです。
では、なぜ無垢の床に良いのかというと、
棕櫚箒は静電気がないためほこりが引っ付くことがありません。
また一本一本がコシのある繊維ですので、床の隙間に入ったごみまで取ってくれます。
加えて、無垢の床も同じく静電気がなく、ベタつくこともないため
とても相性がいいです。(もちろん傷がつくこともありません)
実際に使っていて、穂先の密度があるため履き心地が良く
しっかり埃も集めてくれます。
ちなみにこの棕櫚帚、なんと自立します!!
コシがあること、密度が高いことがわかりますね!
本鬼毛までなってくると、お値段も高くなってしまうのですが、
一般的には皮箒が広く普及はしています。
無垢のお家で生活を始める際に、ぜひ一本使ってみてはいかがでしょうか??
以上、仙波でした。
新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
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