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2023.09.05 矢野
燃えにくい理由【断熱材】
こんにちは、営業部の矢野です。
弊社の標準仕様である断熱材「セルロースファイバー」。
高い断熱性、吸音性、難燃性などを持っている特徴があります。
先日の見学会でそのセルロースファイバーのご案内をしていた時のこと。
原料が自然素材の「新聞紙」であるというというご案内をすると、何度か「燃えないのですか?」
というご質問をいただきました。紙ですので燃えるイメージはありますよね。
実は燃えにくい性質があるんです。というご説明はするのですが、私は今まで「なぜ燃えにくいのか」という根拠について
材料自体に難燃処理(ホウ素系化合物を添加)を施しているという理由しか落とし込んでいませんでした。
詳しく調べてみると、JBN・全国工務店協会が行った耐火試験では
温度上昇の計測結果が他の断熱材よりも少ないという結果があることが実証されているようです。
これはセルロスファイバーの蓄熱性が関係しており、熱を吸収することで柱などへの燃え広がりの抑制に繋がっているのではないかということでした。
根拠までしっかり理解し、ご案内できればお客様の不安も解消できるので、
まだまだ分からないことも多いですが、しっかり勉強していきたいです。
新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
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