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2023.07.18 矢野
空き家問題
こんにちは、営業部の矢野です。
国土交通省の「空き家対策モデルの募集」というものを見ました。
空き家問題について
居住目的の無い空き家は増え続け、国土交通省のHPによると、
2030年には全国で470万戸にまで増加する見込みだそうです。
(1988年;182万戸、2018年:349万戸)
管理不全の空き家の問題は
不衛生、景観の悪化、不法行為など周辺にも負の影響を与えてしまいます。
空き家が増加している理由は
・所有していた高齢者が高齢者施設や子の家に移る
・相続した後、「家が遠い」「思い出がたくさん詰まっている」などの理由で手が付けられない
・解体費用がもったいない、解体後の固定資産税が増加する
などが主なようです。
空き家対策の措置法としてはこれまで、
適切に管理されていない空き家に対して
「行政が助言、指導、勧告、命令、従わない場合は罰金や行政代執行を行う」
などがありましたが、今後はより厳しくなるようです。
簡単には、
固定資産税の減税措置が適用されなくなる「適切に管理されていない空き家」
の含まれる範囲が広がるというものです。
その法案が2023年6月に成立しました。執行は2023年12月目途だそうです。
それぐらい空き家問題が深刻だということが分かります。
自治体や民間の策としては
空き家の所有者と空き家の利用希望者をマッチングさせる「空き家バンク」というものもあります。
空き家を所有されている方で、どうにかしたいと思われていても先に書いた理由のように
そう簡単には解決できないから増えているわけですので、難しい問題ですよね。
何か解決方法はないか、頭を柔らかくして色々な角度から考えたいと思います。
新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
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