スタッフブログ
2023.08.13 矢野
自然乾燥の木【メリット】【デメリット】
こんにちは、営業部の矢野です。
先日、ブログで自然乾燥の木を使うと木の香りが残り続けるということについて載せましたが、
他の良い面や、悪い面についてもご紹介したいと思います。
まず良い面については
・香りが残り続ける ➤➤前回ブログ
・木が湿気吸ったり吐いたりと調湿効果がある=(サラッと快適に過ごすことが出来る、結露が無くカビが生えないので健康に暮らすことが出来る、洗濯物が良く乾き嫌なニオイがしない) ➤➤平岡のブログ
・建ててから強度が増していく ➤➤中田のブログ
・ワックスがけをしなくても、木が本来蓄えている油で自然な艶が出る
などがあり、
反対に悪い面いついては
・木が伸縮することによって扉などの建具か動かなくなったり、床の木と木の間に隙間が出来たりする
・木が伸縮することによって建てて1年くらいは「パキッ」という大きな音とともに木にヒビ割れがおきる
・傷がつきやすい
などがあります。
デメリットを解消させる取り組みとして、
「建具が動きにくいあるいは動かなくなった時」については、連絡いただければすぐにメンテナンスにお伺いする体制をとっています。
万が一お困りごとが発生した時でもすぐにオーナー様のところへ駆け付けられるよう、施工は愛媛県に限定させていただいております。
すぐにフォローできるところが地元の工務店ならではの強みだと思います。
「傷がつきやすい」ということについては木のメンテナンス方法について出来るだけ詳しくお伝えできるよう努めております。
例えば、床にうっかり物を落としてしまったり、椅子などを引いてついてしまった傷などは、その箇所に濡れた布巾などを数十分おいてあげたり、
濡れた布巾の上からアイロンで10秒ほど当ててあげたりするほか(そうすると膨らんで戻ります)、木に厚みがあるのでヤスリで削って直すなどの方法があります。
「割れによる強度」についても心配はご無用です ➤➤松岡のブログ
このように新日本建設では出来るだけデメリットの部分を解消して良い面をご堪能いただけるよう、
木の扱いについてご説明させていただいたり、アフターフォローに行かせていただいております。
あと、これは個人差があるかと思うのですが、住まわれて10年以上経つお施主様のお話を聞くと、
「新築の淡白い傷の無い時も良かったけど、あめ色に変わった多少でも傷のある今の状態のほうが好き」
と語ってくださる方も少なくありません。
木の特性を知ってご自身でメンテナンスもしながら住まわれていくうちに、「家も一緒に育ってきた」という愛着が湧いてくるそうです。
新日本建設のお家をご体感いただける機会として、西条市にモデルハウスがございます。
ご興味のある方は、ご都合が合うようでしたら是非いらしてください。
新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
今回の記事に関する質問も受け付けておりますので、ご相談されたい方は下記からお問合せください。