スタッフブログ
2020.11.04 田那辺
3階建て!
営業の田那辺です。
昨日は、【友引・たつ】でよい日でした。
ということで、松山市で上棟!
土地の狭い都会と比べて、3階建てを建てることが少ないので
木造の3階建ては、久しぶりです。
といっても私の家も3階建てですが💦
平屋、2階建て、3階建てには、それぞれメリットがあります。
でもやっぱり、十分な土地の広さがあるのであれば、平屋が一番メリットが多い気がしますね。
でも、3階建てはやはり、迫力があります!かっこいいですねぇ。
さてさて、
今日は、「すみ」について、お話しします。
「すみ」といえば、2つ思いつくのではないでしょうか?
「炭」と「墨」ですね。
この2つ、「炭」は木を燃やしてできるもの、「墨」は有機物を燃やした煤(すす)と膠(にかわ)を混ぜて作るものですが実は、どちらも、お家と深いかかわりがあるんです。
「炭」は昔から、調湿効果があるとされ、床下にまかれたりしていました。
湿気を吸ってくれるとともに、脱臭効果や、ホルムアルデヒド等の有害物質も吸着してくれるようで、住宅とは深いかかわりがあります。
冷蔵庫や、靴箱に入れたりもします。「炭」は燃料としての使われ方だけでなく、いろいろな製品にも混ぜられています。
せっけんやタオル、家庭菜園のプランターなどに使われているのは有名ですね。
では、「墨」は、お家のどういったところに使われているのでしょう。
「墨」は保護材としてよく用いられます。
例えば、外部に木を使用した場合に、表面に「墨」をぬってあげると、腐食が防げます。昔の「焼杉」と同じような効果ですよね。
あと、有名なのは、表札などに使われています。表札を墨汁ではなくて、「墨」を硯(すずり)でちゃんと磨ったものであれば、字を書いている周りが痩せてきて、文字だけ浮き出て見えてきます。これは、文字のところが紫外線から保護されている証拠です。
本来、表札は、字が浮き出ているのがホントらしいです。逆に名前のところを掘ってしまうと、お墓と同じになってしまうそうなのでお気を付けください💦
最近は、表札も木製のものが少なく、アイアンや樹脂のオシャレなものが多いので、どちらでもよくなったようですが(笑)
新日本建設の材木屋さんの看板です。
近くで見ると、文字のところだけが浮き上がって見えます。
どれもこれも昔の人の知恵ですね。
すばらしいです!
新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
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