呼吸器系の症状など、健康が改善
「化学物質過敏症」は、ほんのわずかの化学物質にも反応し、めまいや頭痛、呼吸困難等の症状が出る病気です。要因には過労や体質もありますが、外気汚染、そして住宅環境もひとつとして挙げられます。接着剤や合板を使った住宅の増加と並行して高気密化が進むにつれ、アレルギーやシックハウス症候群の増加も増加傾向にあるといわれています。
ある調査では、断熱性の高い住まいに引っ越すと健康を害する諸症状が改善されたとの報告がされています。
木や土、自然の肌触りや香りが身近にあると、なんだか心が安らぎます。自然素材でできた家は、日々の暮らしのなかにそんな安らぎをもたらします。気持ちの面だけでなく、床や天井の木、壁材の珪藻土が家の中を快適な湿度に保ってくれるなど、機能面でも自然素材は様々な働きで人の暮らしを支えています。
手を抜くことなく、技を磨き、
最高の家づくりを行います。
木を育て、建材にし、家を建てる。自然界の産物を活用した素材を建築に取り入れる。私たちはすべての作業を、各分野の専門家が手がけています。人に個性があるように、自然生まれの素材は機械や化学物質とは異なり、それぞれの特性があります。その特性を最大限に発揮できるように技巧を凝らすのが、私たちプロフェッショナルの仕事です。
毎日の暮らしだけではなく、地震などの災害が起きた際にも被害を最小限に、安心して暮らせる住まいの提供のために、その重要性やメリットをお伝えしています。
「化学物質過敏症」は、ほんのわずかの化学物質にも反応し、めまいや頭痛、呼吸困難等の症状が出る病気です。要因には過労や体質もありますが、外気汚染、そして住宅環境もひとつとして挙げられます。接着剤や合板を使った住宅の増加と並行して高気密化が進むにつれ、アレルギーやシックハウス症候群の増加も増加傾向にあるといわれています。
ある調査では、断熱性の高い住まいに引っ越すと健康を害する諸症状が改善されたとの報告がされています。
匂いが人の気分や体調にどのように影響を及ぼすか調査したところ、木材の香りは心理面・生理面ともに良い結果が得られています。お子さまのいる家庭では、家の中がより心配のない環境であるように、自然素材の家づくりをぜひご検討ください。
ある調査では、断熱性の高い住まいに引っ越すと健康を害する諸症状が改善されたとの報告がされています。
新日本建設では、愛媛県産材100%の家を建てるために山を保有し、森を育てています。小さな苗木を何十年もかけて大きな木へと成長させています。家になる木を伐り出したあとには、また土地を耕し、新しい苗木を植えます。木々は呼吸をし、風が葉を揺らし、新しい命を育み、足元を流れる清く豊かな川が海へと続きます。
こうして愛媛の自然を循環させているのです。
新日本建設では自社の森で木を育てています。愛媛の森で成長した木は、愛媛の気候風土に馴染む建材になります。
「木が眠っている」時に伐採すると良い木材を得ることができるとされ、新日本建設では毎年10月に伐採を行います。
乾燥が終わると、山にワイヤーロープを張って木を運び出し、原木置き場から自社グループの製材所へと移動させます。
製材所へ運ばれてきた原木は、皮をはぎ、丸太から角材へと姿を変えます。この際に出た廃材や樹皮は、燃料などに再利用します。
屋外の倉庫に保管し、さらに1年以上、天日や風の力で自然乾燥。ゆっくりと年輪に力を蓄え、しっとりと艶のある木材になります。
伐採後の森に新しい苗を植え、数十年後にまた家づくりのための上質な資材となるように大切に育てて行きます。
新日本建設では自社で山林を保有し、植樹・伐採・製材・小売・を経て建設現場へ建材が届くまでを一括管理しています。
全工程を自社で把握し、品質を確実に保証することができます。また流通ルートもシンプルになるので、コストも削減できるのです。
新日本建設の自然素材による高気密・高断熱の住空間は、心身の健康に良い効果があると医学的な見地からも証明されています。私たちは今後も大学や医療機関との連携を深めながら、住まいを通じたより健やかな暮らしの実現を目指します。
断熱材には、新聞紙をリサイクルした木質繊維系多機能断熱材「セルロースファイバー」を使用。高い断熱性だけでなく気密性も確保でき、リサイクル資源でできているので環境に優しいところもポイントです。新聞紙は木材からつくったパルプから作られます。それが原材料であるセルロースファイバーは、つまりは木から生まれた繊維。木が持つさまざまな優れた特性を継承しています。
木の繊維が持つ小さな気泡は、人工のものよりも複雑かつ密に絡み合い、厚くしっかりとした空気の層を作ります。
これにより優れた断熱効果を発揮します。
自然素材ならではの強みで、過剰な湿気は吸収し、乾燥すれば水分を放出し、一年を通じて快適な湿度を保ち、壁内の結露やカビを防ぎます。
密に詰まった繊維と熱い空気の層が、外部からの騒音も、室内の生活音も吸収し、静かな暮らしを守ってくれます。
火に強い性質をもっており、直接火がついても表面が炭化するだけで燃え広がり難いという特徴もあります。
化学薬品ではない自然そのままの特質で虫を寄せ付難くする効果もあります。
新日本建設では、化学製品の接着剤を使用しない、100%自然素材の珪藻土を取り扱っています。室内湿度を快適な状態で保つことができることに加えて、セルフメンテナンスできるので安心です。
珪藻土は、植物性プランクトンの一種である珪藻の殻が化石になり堆積してできたもの。非常に優れた湿度コントロール機能や脱臭効果があり、壁材などに使用されます。湿気が多ければ吸収し、乾燥すれば水分を放出。1年を通じて室内を快適な湿度に整えてくれるのです。大地の恵みを活用した高機能な素材として非常に注目されています。
化学製品の接着剤を使用しない、100%自然素材の珪藻土は、室内湿度を40~70%の快適な状態に保つのと同時に、不燃材料なので安全、しかも自分でメンテナンスできるという利点まであります。物が当たって削れてしまったりしても、自分で処置ができるので安心です。神経質に暮らす必要がなく、元気でおおらかな生活ができそうです。
ジメジメとした梅雨の時期、珪藻土の壁なら湿気を吸収してくれるので、洗濯物を部屋の中に干しても気持ちよく乾きます。湿った匂いやカビに悩まされることもありません。盛夏にも蒸し暑さを解消し、からりと過ごしやすい室内環境になるのでエアコンに頼らない生活も期待できます。
乾燥した室内に適度な湿度を与えてくれます。壁に霧吹きなどで水を吹きかけておけば加湿器は不要。また浴室の蒸気や鍋の湯気など、日常で発生する水分を蓄えておいて、乾燥すれば空気中に放出するという効率的な働きも特長です。冬場も吸湿効果で窓の結露などの悩みからも解放してくれます。
木造住宅の劣化原因の1位は腐朽、2位はシロアリといわれています。これらの被害は、耐震性能の低下、家の資産価値の減少など様々な悪影響を及ぼします。被害箇所の修復やシロアリ駆除が必須となりますが、費用負担は軽くはありませんし、何より家の重要な構造部分に負荷をかけてしまうのは避けられません。未然に被害を防止する策を打っておくことが大切です。住宅を腐朽から予防することは、建築基準法で定められている要件でもあるのです。
被害を予防する方法には大きく2つがあります。一つは「無処理」。腐朽やシロアリに強いとされるヒノキなどを使って家を建てる方法です。もう一つは「現場処理」。天然の防蟻防腐剤や有機薬剤による予防です。どちらも一定の効果はあるものの、「無処理」では完全にシロアリの侵入を遮断することは難しく、「現場処理」は使用する防腐剤によっては短期間しか効果が持続できないといった問題点があります。特に有機薬剤は健康被害の可能性も捨て切れません。
そんな問題を解決してくれるのが「エコボロン」です。自然界に存在する成分からできた、安全に安心して使うことができる防蟻防腐処理用薬剤です。
「エコボロン」の主原料は「ホウ酸塩鉱物」。これを構成するホウ素原子は海水や温泉水などに含まれ、植物にとっては必須微量元素です。また人間も野菜などから日常的に摂取しており、余分な摂取分は排泄されます。人間の健康な皮膚からホウ酸塩が吸収されることもありません。つまり非常に高い安全性を持っているのです。
このホウ酸塩を内部まで浸透させた木材をシロアリが食べると、エネルギー代謝ができなくなり餓死します。シロアリ以外の木材を食べる害虫にも効果が認められています。また木材腐朽菌やカビ菌なども同様にエネルギー代謝を阻止され死滅します。木材をシロアリや腐朽から守ることができます。
農薬系防腐防蟻剤の持続効果は最大5年で、その後再処理をしようとしても断熱材や防水シートに包まれた壁の中を処理するのは実際には非常に困難です。しかし「エコボロン」であれば、ホウ酸塩が分解、揮発、蒸発しない安定した無機物であることから、効果を長期間持続することができます。大量の水に接すれば徐々に流れ出すことはありますが、風雨などにさらされることがない環境であれば、半永久的な効果も期待できるほどです。さらには無臭で、空気中に蒸発することもないため、シックハウスの心配もありません。